日々眠々

気が向いた時に、更新します

boy meets boyish

最近ショートボブにした私です。

猫カフェ以外に出掛けることがないので、ほぼパンツスタイルです。

 

その猫カフェの店員さんに、枝豆と鮭の混ぜご飯を教えてもらってから、

お弁当や朝食おにぎりに作るようになりました。

 

おかげで、私の冷凍庫には常に枝豆が入っています。

おやつ代わりに食べたりもするので、お米の次に食べているかも。

 

そんな、冷凍枝豆を買いに行った時のこと。

 

野菜、お肉を選び終わり、冷凍枝豆をかごに入れると後ろから声をかけられた。

「お姉さん、新卒ですか?」

仕事帰りだったので、私はスーツだった。

 

後ろを振り向くと、黒い壁だった。

いや、リクルートスーツを着た大柄な男性の肩だった。

 

多分、180㌢後半くらい?背が高い。

そして、横にも大きい。

学生の頃に、空手とか柔道をやっていそうな体格。

 

そんなことを考えながら、固まっていると

「大卒ですか?新卒ですか?」と。

私は、そのどちらでもない。

 

「高卒ですが…」

私は答える。

 

「えっ?何年目ですか?」

更に質問をされる。一体、なんなのだろう…

 

「7年目ですけど…」

かなり不振がっている私。

 

「そうなんですか!どんなお仕事をされているんですか?」

まだ質問は続くらしい。

 

私の頭は、冷凍枝豆のことでいっぱいである。溶けないかが心配だ。

 

「エンジニアです。」

※正確にはカスタマーエンジニアですが、説明するのが面倒なので

最近はエンジニアと答えています。知らない人からすれば、一緒でしょ!笑

 

「えっ!そうなんですか!じゃあ深夜残業とか多いんですか?」

まだ質問するのか。一体、この人は誰なんだ。何がしたいのだ。

 

「いえ、そこまでありませんけど…」

確かに、エンジニアってそういうイメージがありますよね。わかる。

枝豆溶けてないかな?大丈夫かな?

 

「アイス買われるみたいですけど、溶けませんか?大丈夫ですか?」

(訳:早く解放してくれ)

 

「大丈夫ですよ。少し溶けた方がおいしいんです。」

帰っている間に、いい感じに溶けると思うので早く解放してほしい…

 

そこからも、よくわからない質問は続く。

この辺のお店を教えてほしいとか。

実家はどこ?とか、最寄り駅は?とか。

初対面の人に話すものか。曖昧な場所だけを答えた。

(ちなみに、私は2番目に近い最寄り駅を答えるようにしている)

 

最後にLINEを聞かれる。

これで開放してもらえるのであればと交換した。

(面倒だったら、ブロックするつもりで。笑)

 

交換した後、私はレジへ。

彼は魚売り場へ行くようだった。

いや、アイス買う前に買おうよ。溶けるよ??

 

袋詰めが終わったころ、レジを終えたらしい彼の姿が視界の端に見えたが

私は振り返らずに、足早に家に帰った。

ストーカーになられたら怖いし。

車で来たことになっているし。笑

 

その後、彼からLINEが届いた。

一部だけを見せるとこんな感じ。

 

「普段土日は何をされているんですかー?!」

 

元気いっぱいだなぁ、おい。笑

質問をするときは、いつも「?」ではなく「?!」で聞いてくる。

 

「元気ですかー?!」って。

 

私の中で、彼のことをアントニオ猪木と呼ぶことにした。

 

LINEを送ると秒で返ってくる。

私は、1時間くらいあけて返している。

 

ちょっと怖いので、引っ越し予定を前倒ししようか悩んでいる。

もしくは、行くスーパー変えようかな…

ここが一番近いんだけどなぁ…